スキップしてメイン コンテンツに移動

最近のお仕事

結構ここの更新をさぼってましたが、今月は色々お知らせがあるので久し振りに。

【10月15日発売】

ComicIt vol.17/KADOKAWA
『新上海エピキュリアン』の新連載が始まります。
詳細記事:http://comic-it.jp/4635/
原作付きなので、原作者さんと私の個性の混ざった面白い感じになっていると思います。
架空の都市新上海を舞台にしたピカレスクロマンと主人公の自立譚です。
第一回は1話32P・2話17Pの掲載です。
が、この2話ですが本来は24pありまして、今回個人的な事情により(twitterではぶつぶついってましたが、上階の騒音で家に住むどころじゃなくなってしまって、急遽引越しすることになりました)途中きりのいいとこまでの掲載になっています。
紙面では17Pまでですが、後日仕上がり次第WEBの方で完全版を掲載して頂く予定です。

そして今回は表紙も描かせていただきました。
ご感想なども紙面・WEBどちらからでもお送りいただけたらなにかとありがたいです。
お見かけの際はどうぞ宜しくお願いします!
-----------------------------------------------------------------
10月5日発売
『セレクション・Ⅰ 片恋協奏曲』/ポプラ社文庫/キーラ・キャス 著 服部理佳 訳


厳格な身分制が支配する近未来の王国を舞台に、全国から集められた少女たちが王子の心とプリンセスの座を巡って熾烈なバトルを繰り広げるイベント、「セレクション」。
およそ20年ぶりに開催されることが決まり、ひょんなことから超庶民・アメリカが候補者に選ばれてしまう。失恋したばかりの彼女は半ばヤケクソで王宮に向かうが、そこで待っていたのは、変わり者の王子と――超個性的なライバルたち! 
厄介な元カレが現れるわ、王国の黒い陰謀に巻き込まれるわで、こんなの、全然「プリンセス」じゃない! 乙女の闘いを勝ち残り、プリンセスになるのは誰だ――? そして、厄介な三角関係の結末は――? 
(紹介文より)

一見宮廷三角関係ロマンスものかと思わせる第1巻なんですが、2巻以降俄然この世界の秘密に迫るサスペンス要素と、シリアス要素が強まってくる面白い展開です。
ヒロイン・アメリカちゃんがなかなかいい性格をしたたくましい庶民で、全く守られる系のお姫様ではないため気持ちよく読み進められます。原作は映画化もされるそうですよ!
こちら三部作のカバーと、第1巻巻末に感想まんがもどき?の見開きを描かせていただいております。続刊も合わせて、どうぞよろしくお願いいたします。
--------------------------------------------------------------
少年陰陽師関連のお知らせ
http://www.kadokawa.co.jp/shounenonmyouji/

【現在発売中】
角川ビーンズ文庫15周年アニバーサリーフェア(http://www.kadokawa.co.jp/beans/15th/)にて、最初の3巻(窮奇編)の描きおろし絵巻帯を配布していただいております。3巻が繋がった絵になります。
どうもこちらは店舗により周知にばらつきがあるらしく、店員さんに伝えないともらえない場合もあるようなので、アレっと思ったら聞いてみて下さい。

【11月1日発売】


『境の岸辺に甦れ』/ビーンズ文庫/結城光流 著
少年陰陽師の新章「厳霊編」のカバーになります。初めての昌浩正面からの顔で緊張しましたが、怒涛の展開の緊張感が出ていればと思います。

【年明け頃?】
こちらもビーンズ文庫15周年フェアで、応募者全員サービスの小冊子にカラーイラストを一枚寄稿させて頂きます。

他、新章発売関連や15周年関連でのお知らせが細々と出てくると思いますので、twitterにて随時お知らせしていく予定です。
-----------------------------------------------------

以上です!
どちらも楽しくお仕事させていただいておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

このブログの人気の投稿

『少年陰陽師』シリーズ装画担当にあたって

★「少年陰陽師」シリーズ、新イラストレーター決定のお知らせ この度、結城光流先生の『少年陰陽師』シリーズの装画を、バトンタッチで担当させていただくことになりました。 6月末発売の新刊「そこに、あどなき祈りを」の告知に合わせ、ご挨拶を上記サイトにてさせていただいております。 大変責任を感じる仕事ではありますが、是非にと言って下さった結城先生と、担当の方に感謝いたします。 ともかく自分にできることを頑張るのみです。 どうぞよろしくお願いいたします。 もうひとつ別件でシリーズものの装画のお仕事があるのですが(念のため結城先生のお仕事ではないです)、こちらも詳細でましたらお知らせしますね。

4/8 『ゼロ式』 発売です

4月8日発売  ゼロ式/秋田書店少年チャンピオンコミックス・エクストラ もっと! 地殻変動により、外界と深い溝で分断された世界の中で人々は日々を生きている。外に出る唯一の方法は、旧世代の手法を用いること。すなわち、かつて戦闘機として利用されていた特殊な鳥たち「ゼロ」の力が不可欠であった。生きる目的を持てずにいた日高ひふみは、ゼロに興味を抱き、パイロット登用試験を受験することを決めるが…!“人”と“鳥”と“隣の世界”の近未来SFファンタジー!! …というのがあらすじの引用ですが、パイロットがピュンピュン飛び回る冒険活劇を期待されると違うと思います。当初はそういう構想も無いわけじゃなかったんですが、描き終わってみますと、主人公ひふみの働くことへの姿勢の発見とか、もう一人の主人公ハルの挫折と、その後の立ち位置の模索という感じになったと思います。つまり”飛び立つまで”の話です。 が、そのままだと爽快感が乏しいので、描き下ろしでちゃんと飛んでるお話を描きました。 あとわたし別段ミリタリーに詳しいというわけではなく(好きではある)、その筋の方にはいろいろツッコミどころあると思いますが、でかい鳥が疑問もなくヒコーキとして飛んでる時点でとんでもファンタジーですから、ふんわり楽しんで頂けると幸いです。 ちなみに こちら で第一話の試し読みができます。 (雑誌掲載時のものなので、コミックスで最後のページのゼロとかちょっと修正しています) なんとなくこういう世界観なんだなーと思って頂ければ… 特典につきまして、 福家書店さん でお買い上げの方に描きおろしカラーペーパーがつきます。 マッチラベルっぽいのを目指してみましたよ。 ここから蛇足 原型を思いついたのはもう10数年以上前のことで、それがこうして一応はちゃんと話になって単行本にまでなるとは信じられません。 めでたい席ですので、死ぬほど恥ずかしいその辺の落書きをあげてみます。 たまーに思い出しては描いたりする程度だったんですけど、全体のイメージとかキャラクターはあまり変わってないですね…電光は当初ステルスだったそうだった。ファウベルは漫画ではアルバトロスになりました。 自分の中では今までで一番長く描かせて頂いた話でもあり、感慨深いです。 一度作ってその中でキャラクター...